松山、後退63位「全てがうまくいかない」
「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・第3日」(11日、ベルリーブCC=パー70)
第2Rの残りと第3Rが行われた。松山英樹(26)=LEXUS=は第3Rで3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの73と崩れ、通算イーブンパー63位に後退した。
松山は第2Rの残り8ホールからプレーし、25位で予選を通過したが、第3Rはショット、パットとも精彩を欠いた。大きく順位を落とし、「全てがうまくいかない」と声を絞り出すように話した。
初日71・4%だったフェアウエーキープ率は35・7%に急落。長くて粘るラフからの第2打はピンそばにつかない。ショットの不調で乱れたリズムはアプローチにも影響し、13番パー3ではグリーン左ラフから乗せるのに2打かかってダブルボギーにした。
既に優勝争いから脱落し、今季も目標であるメジャー制覇は果たせないままになりそう。「最終日は(次に向けて)一つでもいいきっかけが見つかればと思います」。報道対応後は懸命に練習場で打ち込んだ。