“黄金世代”松田、自己最高3位 勝、新垣らが同期「私も目立ちたい」
「女子ゴルフ・NEC軽井沢72・最終日」(12日、軽井沢72G北C=パー72)
7位から出た“黄金世代”の松田鈴英(20)=ニトリ=が8バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算14アンダーとして自己最高の3位に食い込んだ。69で回った黄アルム(韓国)が通算17アンダーで2週前の大東建託いい部屋ネットレディースに続く今季2勝目、通算3勝目を、初日から首位を譲らない完全優勝で飾った。
取りも取ったり8バーディー。松田が自己ベストの63にあと1打と迫る64をマークし、自己最高の3位に食い込んだ。特にパットが好調で、4、5番で4メートルを入れて波に乗り、9番からは4連続バーディー。12番では10メートルをねじ込んだ。
勝みなみ、小祝さくら、新垣比菜ら黄金世代より1学年上だが、生まれ年は同じ98年(早生まれの1月)でプロテストは同期合格。「刺激をもらっています。私ももう少し目立ちたい」。この3位で初の賞金シード獲得も確定的に。「今年最大の目標だったのでうれしい。次は(優勝者と賞金ランク25位までが出られる)最終戦のリコーカップ出場が目標」と目線を上げた。(松本一之)