吉田優利、藍以来の2冠!「うれしい」日本ジュニアV 夢は米ツアー参戦

 「ゴルフ・日本ジュニア選手権・最終日」(17日、埼玉県・霞ケ関CC)

 2020年東京五輪のコースを使った女子(6456ヤード、パー71)は15~17歳の部で吉田優利(千葉・麗沢高)が首位から68と伸ばし、通算8アンダーで初優勝した。6月の日本女子アマチュア選手権に続く優勝で、現行制度では、同一年の日本アマタイトル2冠は03年の宮里藍以来の快挙。1打差2位は政田夢乃(北海道・北海学園札幌高)。

 照りつける日差しの下で誇らしそうに優勝カップを掲げた。吉田が日本女子アマに続き、日本ジュニアを制した。過去に宮里藍、宮里美香ら4人しか成し遂げていない同一年の2冠。「もちろんうれしい」と破顔した。

 首位で並んでスタートした政田と激しく競り合って迎えた後半。「女子アマでの経験が役に立った」と緊張に打ち勝ち、自身のプレーに集中した。14、15番で連続バーディー。勝負どころで突き放し、栄冠をつかんだ。

 2月にはオーストラリアでの米ツアー大会に出場して予選を突破。世界のトップレベルを肌で感じる貴重な経験を積んだ。アマチュアとして順調に実績を重ね「日本でプロデビューして、ゆくゆくは米ツアーでプレーしたい」と目標を語った。

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