今平周吾「寄せようと」想定外のチップインバーディー!6ホールを残して圧勝
「男子ゴルフ・ISPSハンダマッチプレー選手権・第5日」(7日、鳩山CC=パー72)
準々決勝が行われ、今平周吾(25)=レオパレスリゾートグアム=は正岡竜二(35)を8アンド6で下し、池田勇太(32)は木下裕太(32)に2アンド1で勝利、8日に行われる準決勝で対決する。もう一つの準決勝戦には、ラタノン・ワナスリチャン(タイ)とタンヤゴーン・クロンパ(タイ)の2人が勝ち上がった。
今平が、正岡に引導を渡したのは12番パー3、グリーン脇10ヤードからのチップインバーディー。「結構ラフが深かったので、寄せようと思ったのが入った」と“想定外”の結果に自然と口元が緩んだ。6ホールを残しての圧勝で「思っていたより早く終わりましたね」とラウンドを振り返る言葉も軽妙だった。
今大会は車で40分の実家から通う。「高校生のころから家族で来ていた。コースは頭の中に入っていました」というほど熟知している舞台も手伝い、準々決勝止まりだった昨年の成績を上回った。
今季未勝利ながら、現在賞金ランキング1位。優勝すれば、5200万円のビッグマネーを手にすることができるが「賞金より、ツアー(通算)2勝目をしたいというのがある。勝ちにこだわりたい」と必勝を誓った。