クロンパ、タイ勢3人目の日本ツアー制覇!2週前にドライバー新調で「自信」
「男子ゴルフ・ISPSハンダマッチプレー選手権・最終日」(9日、鳩山CC=パー72)
決勝が行われ、日本ツアー参戦5年目のタンヤゴーン・クロンパ(28)=タイ=が、今平周吾を2アンド1で下してツアー初優勝を飾った。ツアー最高賞金5200万円を獲得。3位決定戦はラタノン・ワナスリチャン(タイ)が2アップで池田勇太に勝った。
サッカーのブラジル代表FWネイマールに似た顔をほころばせた。「日本ツアーで5年目になります。優勝できてうれしい」。クロンパがタイ勢3人目の日本ツアー優勝をつかみ取った。勝利の要因はドライバーショット。2週前から使い始めたドライバーが「安定していて自信を持たせてくれた」そうだ。
優勝賞金は国内ツアー最高額で、もちろん「今までで一番大きな賞金」。今大会前は45位だった賞金ランキングは2位(約6217万円)に大躍進した。
タイの先輩、マークセンにあこがれて来日。「日本でプレーしたいのもあったし、日本料理も大好き」。特に「焼き肉が一番。ハラミ、カルビ、上タン。今日はパーティーです」。祝宴の資金はたんまりある。