遼27歳初戦予選落ち 4週ぶり復帰戦顔色明るく「プラス多い」

 「男子ゴルフ・ダイヤモンド・カップ・第2日」(21日、武蔵CC笹井=パー71)

 8月下旬に熱中症とウイルス性腸炎を併発して休養していた石川遼(27)=CASIO=は74をたたき、通算5オーバー88位で予選落ちした。次週のトップ杯東海クラシック(27~30日、愛知・三好CC)からの出直しを約束した。首位は通算8アンダーに伸ばした岩田寛。前日首位の出水田(いづみだ)大二郎は75と崩れ、4打差6位に下がった。

 石川に元気が戻った。17日に27歳になっての初戦、4週ぶり復帰戦は今季4回目の予選落ち。この日は3バーディー、6ボギーの74と前日より悪かったが、顔色は明るく「前日よりいい内容でやれた。プラスが多い」と弾むように話した。

 2番アイアンで打った1番パー4の第1打の感触がよく、余裕が生まれた。フェアウエー(FW)の幅が絞られたコースだが、FWキープ率は前日の35・71%(89位)から57・14%(26位)に急上昇。「アイアンもピンに向かっていた」と、パーオン率も55・56%(89位)から66・67%(12位)に上がった。

 8月下旬に体調を崩した。「(その前は)ショットがすごく良くなっていた。でも、出場を続けていたら、重大な病気になっていたかもしれない」と、後ろは振り返らない。

 現在は食事も通常に戻り、前日は夕方まで調整を続けるなど体力も心配がなくなった。「何カ月か遅れちゃったなという感じ。(取り戻すには)3倍の時間がかかるだろうが日々の練習とラウンドで」。次週はさらにパワーアップした姿を見せる。

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