池田、連日の66で首位浮上 日韓対決制し通算20勝だ
「男子ゴルフ・ダイヤモンド・カップ・第3日」(22日、武蔵CC笹井=パー71)
池田勇太(32)=フリー=が連日の66をマークし、通算12アンダーで今季初V、ツアー通算20勝目へ向け首位に立った。韓国の24歳、張二根(チャン・イクン)が1打差の2位で追う。最終日は同組で対決する。前日首位の岩田寛はパープレーで通算8アンダーのまま順位を3位に下げたが、9番パー3でホールインワンを達成した。
最終日は日韓対決だ。池田が昨年の日本オープン優勝者なら、張二根は昨年の韓国オープン王者。池田は節目の通算20勝目もかかっているが「そのことはあまり考えずにいきたい。あくまで、目の前の試合に勝つことだけ」と、同組で回る韓国の覇者を見据えた。
最終組で一緒に回る稲森が6番パー5でピンを直撃するイーグルを奪い、9番パー3では岩田がホールインワン。「俺の運は全部いったな」。そんな思いもよぎったというが、12番で第2打をOKにつけると15番まで4連続バーディー。終わってみればボギーなし、前日と同じ66だった。
「最終組でグリーンがボコボコになってるのにね」と笑顔。得意とする9月以降の終盤戦を迎え、2季前の賞金王に力強さが戻った。