ウッズ単独首位 復活V見えた!2位マキロイと最終R「楽しみ」
「米男子ゴルフ・ツアー選手権・第3日」(22日、イーストレークGC=パー70)
タイガー・ウッズ(42)=米国=が5連続を含む7バーディー、2ボギーの65をマークし、通算12アンダーとして2位に3打差をつけて単独トップに立った。10位で出た松山英樹(26)=LEXUS=は71と振るわず、通算1アンダーで16位に後退した。今大会は年間総合優勝(ボーナス賞金1000万ドル)を争うポイントランク30番目までの選手だけが出場を許されている。
復活優勝が、いよいよ迫ってきた。ウッズが首位で最終日を迎えるのは、最後の勝利となった13年のWGCブリヂストン招待以来。大逆転での総合優勝の可能性まで出てきた。
第3ラウンドの前半は圧巻の内容だった。1番で7メートルを沈めて一つ目。3番で2・5メートル、4番で6メートル、5番で2メートルを決め、6番パー5はバンカーからの第3打を1・8メートルに。7番も左バンカーから1・5メートルにつけて5連続バーディーを奪った。
「3打リードしての最終日という位置に、とてもいい感触を持っている。この試合に勝つ」と確信。最終日は、かつてウッズの後継者1番手と言われたマキロイ(英国)と一緒に回る。「最終日にこの位置でともに回るのは久しぶり。とても楽しみだ」。復活劇のフィナーレを飾るのに、これ以上の相手はいない。