モデル系美人・原英莉花 初の首位発進!師匠ジャンボは“優勝プレゼント”既に用意
「女子ゴルフ・スタンレーレディース・第1日」(5日、東名CC=パー72)
“レジェンド”ジャンボ尾崎将司のまな弟子、原英莉花(19)=フリー=が5バーディー、1ボギーの4アンダー68で回り、新垣比菜、大山志保、全美貞(韓国)と並び首位発進した。辻梨恵、穴井詩が3アンダー69で5位。アマチュアの山口すず夏(共立女子第2高2年)、福田裕子が2アンダー70で7位につけた。
ジャンボの“秘蔵っ子”がツアー初の首位発進を決めた。原英は師匠仕込みの飛距離とコースマネジメントで強風と高速グリーンを攻略。最終9番こそボギーとしたが、そこまでに5バーディーを奪った。
「前半(イン)は100%(の出来)ですね。ショットがいい感触になった状態で臨んだ試合でしたが、今日はそれが確信に変わりました」。切れ長の目が印象的なモデル系美人プロは、愛らしい笑顔で自分のプレーを振り返った。
好スコアの裏には師匠のアドバイスがあった。先週の日本女子オープンで予選落ちすると、土曜日は千葉県内にある尾崎邸内の練習場でみっちり汗をかいた。その際、師匠から「攻めるところで攻めないで、守るところで守らない」と吐き捨てるように言われ、打席では自分の正面に立ってスイングをチェックしてくれた。
「ジャンボさんは無言で立ち去ったんですけど、そのままでいいと言われたようで自信になりました。攻めるところと守るところをはっきりしろというのも大きなアドバイスだと思います」。この日はティーショットが打ちにくいと感じていた2、7、9番を守るホールと決め、うち2、7番はしっかりとパーセーブした。
今季はステップアップツアーで2勝を挙げているが、目標はあくまでもレギュラーツアー初V。師匠は早くも優勝プレゼントとして特注アイアンシャフトを用意しているそうで「早く優勝しないと他の人に渡っちゃうかも。なので頑張ります!」。元気いっぱい初Vを予告した。