新垣比菜、堅首 「75点」辛口自己評価も安定感抜群
「女子ゴルフ・スタンレーレディース・第2日」(6日、東名CC=パー72)
首位から出た“黄金世代”の中心選手、新垣比菜(19)=ダイキン工業=が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダーで全美貞(韓国)と並び首位を守った。65をマークしたささきしょうこが通算6アンダーとし、首位と1打差の3位に浮上。尾崎将司のまな弟子で首位スタートの原英莉花は73と落とし、通算3アンダーの7位に後退した。
抜群の安定感で新垣が首位をキープした。ウエッジショットの精度が高く、9番で128ヤード、13番で117ヤードをともにPWで30センチにピタリとつけてバーディー。2つのボギーがあったため、自己採点は「75点」と辛めだったが「落ち着いてできたし、安定感はあったと思う」と充実感を漂わせた。
カリスマキャディーの清水重憲さんの存在が大きい。「セカンドショットの番手は相談して決めているし、パッティングでは上り下りを聞いている。打つ前に自信を持たせてくれるのでミスが減りますね」と、新コンビがうまく機能している。
前夜は静岡県内で有名なハンバーグチェーン店「さわやか」でハンバーグステーキを食べてリフレッシュ。最終日は4月のサイバーエージェント以来の2勝目を目指すが、勝てば19歳291日での達成となり、2勝時年少記録で横峯さくらに次ぐ6位にランクインする。「運もあると思うので、やるべきことをやって勝てたらいい」と冷静に足元を見据えた。