松山、精彩欠き35位に後退 「うまくいかない」

 「米男子ゴルフ・HSBCチャンピオンズ・第3日」(27日、余山国際GC=パー72)

 米、欧州ツアーを兼ねる大会で、21位から出た松山英樹(26)=LEXUS=は77と崩れて通算3オーバー35位に後退した。70で回った小平智が1アンダー、35位から22位に浮上。池田勇太は71で4オーバー44位、稲森佑貴は73で13オーバー72位となった。トニー・フィナウ(米国)が通算13アンダーで首位を維持した。

 2年前の大会覇者の松山はグリーン上で精彩を欠いて五つもスコアを落とし、首位との差は16打に広がった。「どうやって打ったらいいか、分からないまま打っていた。自分の技術が対応しきれていない」と顔をしかめた。2番パー5は2オンに成功しながら3パット。短いパットを外して天を仰ぐ場面が目立ち「うまくいかない。最終日は普通に18ホールを終えられれば」と悩みは深そうだ。

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