松山英樹、大学の後輩金谷と同組 調子「ごちゃごちゃ」も…「きっかけで上位に」
男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズ(8日開幕、静岡県・太平洋クラブ御殿場C)で、国内ツアーに約1年ぶりに出場する松山英樹(26)=LEXUS=が、東北福祉大の後輩で10月のアジア・パシフィックアマチュア選手権(シンガポール)を制した金谷拓実(20)と予選2日間を同組で回ることが6日、決まった。
松山は6日、同じく予選同組になった宮里優らとアウト9ホールをラウンドした後、記者会見。主戦場である米ツアーの2017~18年シーズンは未勝利、ポイントランク13位、賞金ランク39位で終わった。10月に始まった新シーズンも2戦して18位、30位。試合のなかった前週は「ゴルフのことを考えたくなかったので、ゆっくりしながら練習していた」と言う。
今大会はアマチュアだった11年など2度優勝。コースは自身も携わった改修工事で生まれ変わった。「(調子が)ごちゃごちゃになっているが、ちょっとしたきっかけで上位にいくことも可能。初日の早い段階で見つけたい。優勝の目安は15アンダー」と意気込んだ。
国内では同世代や自分よりも若い選手が台頭してきている。松山は今季初優勝を挙げた稲森や賞金ランクトップの今平の名を挙げ、「今週しっかり見てみたい」と語った。