松山英樹、最終日の爆発目指す 首位とは9打差の30位
「男子ゴルフ・ダンロップフェニックス・第3日」(17日、フェニックスCC=パー71)
33位から出た松山英樹(26)=LEXUS=は4バーディー、2ボギーの69で回り、通算3アンダー30位と不発に終わった。最終日は首位と9打差あり、逆転は厳しい状況だが、ひとつでも上の順位を目指す。
不完全燃焼だった。大会の主役を張るはずが“裏街道”のインスタート組。松山は14番パー4で第2打を1メートルにつけてバーディーが先行も15、17番をボギー。18番パー5で2オン2パットのバーディーを奪い、ようやく“らしさ”を見せた。
予選ラウンドはショートパットが入らず、スコアを伸ばせなかった。この日はエースパターと同タイプながら別のパターを投入。「何を使っても入らないので、替えてもいいかなと思った。どうして入らないのか?何でしょうね。その原因が分かれば」と渋い表情で言葉を絞り出した。
それでも救いはあった。パットと同じく悩んでいたアイアンショットに切れが戻り、バーディーチャンスを作れるようになった。「今日はアイアンがすごくよかった。あとはパットが入ってくれればという感じだったけど、入ってくれなかった」。最終日は首位と9打差あり、逆転優勝は厳しいが「明日はフェアウエーからセカンドを打てて、パットが入れられるように練習して臨みたい」と前を向いた。