畑岡奈紗「いい終わり」自賛の9位締め 米ツアー2季目は賞金ランク5位

 「米女子ゴルフ・CMEツアー選手権・最終日」(18日、ティブロンGC=パー72)

 今季最終戦、68で回った畑岡奈紗(19)=森ビル=は通算10アンダーで9位となった。米ツアー2季目は賞金ランク5位の145万4261ドル(約1億6400万円)だった。レキシー・トンプソン(米国)が通算18アンダーで今季ツアー初、通算10勝目を挙げ賞金50万ドル(約5650万円)を獲得した。横峯さくらは58位、上原彩子は61位。既に年間最優秀選手と賞金女王を決めていた22歳のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は5位に入り、獲得額は約274万4千ドル(約3億1千万円)。

 躍進の1年を締めくくった。後半に三つ伸ばした畑岡は9位に浮上。18番でバーディーパットを決めると拳を握りしめ「いいシーズンの終わりができた」と自賛した。

 米ツアー2年目は2勝を挙げ、賞金ランク5位。一番の思い出は「やっぱり初優勝」と、6月のアーカンソー選手権での快挙を振り返った。

 「4月に初めてトップ10に入った後は、本当に自信を持ってプレーできた」という。友人も増え「去年はあいさつ程度だったが、今年はタイや韓国の選手と食事にも出かけた」と溶け込んだ。一方で「英語が一番焦っている。まだ人前で話す勇気が出ない」とはにかむ。通訳なしでのインタビュー対応も目標の一つだ。

 短いオフは、帰郷して迎える来年1月の成人式を楽しみにする。「4日間大会で勝つこと。メジャーも頑張りたい」と来季の目標を並べた。

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