ゴルフのＰＧＡツアーと、株式会社ＺＯＺＯは２０日、都内で会見を開き、スポンサー契約の締結と、２０１９年秋に日本初となるＰＧＡトーナメント「ＺＯＺＯ　ＣＨＡＭＰＩＯＮＳＨＩＰ」を開催すると発表した。１９年１０月２１～２７日に千葉県の「アコーディアゴルフ　習志野カントリークラブ」で行う予定で、賞金総額はおよそ９７５万ドル、日本円で約１１億円で、日本でこれまで実施されたゴルフツアートーナメントで最高賞金額となるという。優勝賞金は１７５万ドル（日本円＝約２億円）。

　ＺＯＺＯの前澤友作社長とともに、会見に出席したＪＧＴＯの青木功会長、ＰＧＡで５勝をマークする松山英樹も喜びを語った。

　青木会長は「夢だったことが現実になった。ありがたいこと。もう少し俺が若い時にやってくれたら。半分悔しい。でも世界を目指す若い選手たちにとってはいいモチベーションになる」と話し、松山も「２、３年前から日本で開催されるんじゃないかという噂を聞いていて、まだかなと思っていた。うれしく思う。日本選手の枠もあって、世界のトップと戦う機会ができる。期待したい」と歓迎。「僕としては出場して、ファンのみなさんの前で勝つことが大事。結果で恩返ししたい」と、力を込めた。