小滝、狙って首位 スイングのコンパクト化が「今になって効果」
「女子ゴルフ・ツアー最終予選会・第3日」(29日、東急グランドオークGC=パー72)
黄金世代の小滝水音(こたき・みお、20)=静ヒルズCC=が初日3位、2日目2位から、71とスコアを伸ばし通算8アンダーで首位に立った。勝みなみや畑岡奈紗、新垣比菜らと同学年の黄金世代。同じく8アンダー首位に大西葵(24)、1打差3位に原江里菜(31)と前田陽子(34)が続いた。18位から出た三浦桃香(19)は通算5アンダー7位へ浮上。アン・シネは通算3オーバー68位に後退した。上位35位前後が来季前半戦のほぼ全試合出場資格を得る見込み。
“黄金世代”のアンカーは小滝だ。来季前半戦フル参戦権獲得の目安、35位以内を目指す選手がほどんどの中で「目標はトップでこのQTを終えること」と、てっぺんを狙う。今季開幕前から取り組んできた、スイングのコンパクト化が「今になって効果をあらわしてる」という。この日の3バーディーはいずれもピンそば1・5メートル以内につけて奪った。最終日は名前の“水の音”でなく、バーディーパットの“カップインの音”を量産する。