三浦桃香、6位で満面「よかった~」来季前半戦トーナメント出場資格ゲット!
「女子ゴルフ・ツアー最終予選会・最終日」(30日、東急グランドオークGC=パー72)
来季前半戦の出場優先順位を決める最終予選会で、勝みなみ(20)らと同じ“黄金世代”の三浦桃香(19)=フリー=が2バーディー、1ボギーの71で回り、通算6アンダーの6位でフィニッシュ。上位35人前後とみられる来季ツアー前半戦への出場資格を手にした。ツアー2勝の実力者、原江里菜(31)=NEC=が通算9アンダーで1位。今季シード落ちした同級生の新海美優は10位、堀琴音は83位と明暗が分かれた。
人気の美人ゴルファーが、来季前半戦のトーナメント出場資格を得た。三浦は「よかった~」と、満面の笑みで振り返った。
耐えた4日間でもあった。シーズンで疲れているところに、期間中「ブヨに刺されて、リンパがすごい腫れて、頭が痛くなって…」というコンディションで最終日を迎えた。
アンダーパーなら来季前半戦フル出場の一つの基準となる30位台中盤、という予想の中、通算5アンダーからプレー。6月のアース・モンダミンカップ以降、18試合で14度の予選落ちを経験しており、「悲しい気持ちのままQTに来た」という不安も抱えてのラウンドでもあった。
さらに2番で「3パット。下手すぎてビックリ」とボギーが先行。しかし、4番で取り返すと、7番は10メートルのパーパットをねじ込んで、上位フィニッシュにつなげた。
ルックスだけではない。豪快なドライバーショットも大きな魅力の三浦。「そこはQTで生かせた。ずっとゴルフできるよう、練習しますね」と、“魅せ”続けることを約束した。