畑岡奈紗、出遅れ22位も焦りや悲観なし パット修正誓う
「米女子ゴルフ・ダイヤモンドリゾーツ・チャンピオンズ・第1日」(17日、フォーシーズンズ・クラブ=パー71)
開幕し、畑岡奈紗(20)=森ビル=は3バーディー、5ボギーの73で首位と8打差22位と出遅れた。チ・ウンヒ(韓国)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)が65でトップ。過去2シーズンの優勝者で争う新設大会で、26選手が参加した。
渡米して3年目。経験からくる余裕もあるのか、畑岡は今季初ラウンドで出遅れても落ち込む様子はなかった。2人のアマチュアと同組で回る独特の形式。淡々とラウンドし「ショットは徐々に良くなった。スコアを伸ばせなかった一番の問題はパット」と冷静に課題を見詰めた。
前半は新しいアイアンの距離感が合わずグリーンをたびたび外したが、後半は改善。ただ、イーブンパーで迎えた5番と、6番では1・5メートルのパーパットを外した。「ラインは読めていたが思うようなストロークができず、左に引っ掛けていた」と反省した。
出場者が限られている今大会は予選落ちがなく、巻き返しの時間は残されている。「試合でいきなり直すのは勇気もいるが、アドレスをチェックしたい」と言い残し、練習場のグリーンに直行した。