松山今季最高3位 17年8月以来トップ3に「すごくほっとしている」
「米男子ゴルフ・ファーマーズインシュアランスオープン・最終日」(27日、トーリーパインズGC=パー72)
松山英樹(26)=LEXUS=が今季最高の3位に入った。6バーディー、1ボギーの67で回り、通算16アンダーに伸ばして終えた。世界ランキング1位のジャスティン・ローズ(英国)が69で通算21アンダーとして逃げ切り今季ツアー初勝利、通算10勝目を挙げた。今季初戦のタイガー・ウッズ(米国)は10アンダーで20位。
最終18番パー5。バンカーからグリーン左手前に池が待ち受ける残り230ヤードの第2打を、刻むか狙うか悩んだ末、ユーティリティーで狙うことを選択。このショットをピン上5メートルに付けた。イーグルパットは逃したが、珍しくにこやかな表情を浮かべた。
この日、パーオンできなかったのは1ホールだけ。もったいなかったのは短いパットが入らなかったことだ。4番は1メートルを外して唯一のボギー。10番で3メートルのチャンスを逃し、12番で2メートル、13番も3メートルが届かなかった。本人も「それが今の自分」と反省点に挙げた。
とはいえ、トップ3に入るのは、優勝した17年8月の世界選手権シリーズ・ブリヂストン招待以来。今週は初日と2日目にも66を出し、徐々に好調時の雰囲気を取り戻しつつある。「今年に入ってスイングを見つめ直した時に、こうしたらいいんじゃないかと思っていろいろやってみたら良い成績が出た。すごくほっとしているし、来週も楽しみ」。その来週は16、17年に連覇した得意のフェニックス・オープンだ。