72歳ジャンボ「ラストイヤーの覚悟」 調整は順調「練習の成果出ている」
男子ゴルフで日本ツアー最多94勝の72歳、尾崎将司が23日、千葉市内の練習場で取材に応じ「ラストイヤーの覚悟でやる。練習の成果が出てきている。楽しみだ」と今季へ強い意欲を示した。
レギュラーツアーにこだわる尾崎将は腰痛などに苦しみ、13年4月を最後に予選を突破していない。昨年は7戦に出て途中棄権が4度。しかし、素振りに重点を置いたオフの調整は順調で「いい話題を提供できるかもしれない。今年手応えをつかめば来年も」と明るく話した。初戦は4月の東建ホームメイト・カップ(三重)の予定。
この日はジュニアを対象としたレッスン会で弟の健夫や直道、女子の原英莉花らとともに精力的に指導。「若い子が頑張っているのを見るのが好き。可能性を伸ばす手助けをしたい」と選手とは違う一面も見せた。