今平周吾 67で20位に浮上 コントロールと小技で勝負「うまくいった」
「男子ゴルフ・世界選手権シリーズ・メキシコ選手権・第2日」(22日、チャプルテペックGC=パー71)
今平周吾(26)=フリー=が5バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算2アンダとして首位と9打差の20位に浮上した。松山英樹は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算イーブンパー28位。72の小平智は5オーバー58位となった。67をマークしたダスティン・ジョンソン(米国)が通算11アンダーで首位。66のタイガー・ウッズ(米国)が5アンダーの8位に浮上した。今大会は72選手が予選落ちなしで争う。
日本の賞金王が適応力の高さを見せた。前日は標高の高いコースに距離感が合わなかったが、一夜明けてきっちり修正。残り96ヤードを1メートルにつけるバーディーで最終9番を締め、67の会心ラウンドに今平は「今回はちょっと手応えがありました」と笑みを浮かべた。
将来的には米ツアーのフル参戦を目指している。大物選手たちがこぞって出場している今大会は、力を試す格好の機会。「飛距離だと勝てない。コントロールと小技で勝負しようと思ってやったらうまくいった。流れがよければ、こんなスコア出るんだ」。日本ツアーのエースには吸収することがいっぱいだ。