松山英樹「お先に」でパット外し33位フィニッシュ ショットは復調の手応え
「米男子ゴルフ・アーノルド・パーマー招待・最終日」(10日、ベイヒル・クラブ=パー72)
松山英樹(27)=LEXUS=は73と振るわず通算2アンダー33位だった。5打差17位から64で回ったフランチェスコ・モリナリ(イタリア)が通算12アンダーで逆転し、ツアー通算3勝目を挙げた。
松山はグリーン上で苦戦した。特に後半は10番4メートル、11番3メートル、13番5メートルのチャンスをことごとく逃し、14番では「お先に」で打った60センチを外して3パットのボギー。15番も4メートルのパーパットが入らず、何度も首をかしげた。「ラインが全然読めなかった。打ち方もおかしくなった。自信を持って打てていない」と言葉にも力がこもらない。
だが、ショットは復調の手応えがあるようで「きょうくらいのスイングができれば、何を使ってもまっすぐ行く」と話した。次週は“第5のメジャー”といわれるプレーヤーズ選手権に出場する。