松山英樹が黒星発進 「ミス多い」とため息
「米男子ゴルフ・デルテクノロジーズ・マッチプレー・第1日」(27日、オースティンCC=パー71)
1次リーグ第1戦が行われ、1組の松山英樹(27)=LEXUS=はブランデン・グレース(南アフリカ)に4アンド3で敗れた。7組の小平智は5アンド4でフランチェスコ・モリナリ(イタリア)に屈した。6年ぶり出場のタイガー・ウッズ(米国)は勝った。出場64選手が16組に分かれ、総当たりの1次リーグで各組1位が決勝トーナメントに進む。
左に池を望む短いパー4の13番。3ダウンで迎えた松山は池越えの1オンを狙ったが、ボールはグリーンに届かず水中へ。打ち直しも池に落とすトラブルでギブアップ。さらに苦しくなり、15番で敗戦が決まると天を仰いだ。
松山は「ミスが多かったので、こういう結果になっても仕方ない」とため息交じりに話した。以前「マッチプレーは苦手」と話したこともあるが、2週後のマスターズ・トーナメントへ手応えをつかんでおきたいところ。第2、第3戦で立て直せるか。