「米男子ゴルフ・マスターズ」（１１日開幕、オーガスタ・ナショナルＧＣ＝パー７２）

　金谷拓実（東北福祉大）が、同じアマチュアのアルバロ・オルティズ（メキシコ）とともに公式会見に臨み、英語で「Ｉ’ｍ　ｓｏ　ｈａｐｐｙ　ｔｏ　ｃｏｍｅ　ｔｏ　ｈｅｒｅ．Ｉ’ｍ　ｓｏ　ｅｘｃｉｔｉｎｇ．」と現在の心境を語った。実はこれ、サッカー元日本代表のＭＦ本田圭佑がイタリア１部リーグ（セリエＡ）移籍時の入団会見の冒頭で英語で話したものと同じフレーズ。「考えてきました。本田圭佑がしゃべっていたので」とユーチューブの映像を見て覚えたのだという。

　金谷は昨年１０月のアジア・パシフィック・アマチュア選手権（シンガポール）を制して、自身初のメジャー大会出場権を得た。今大会も現地のハウスキャディーを起用して、英語でコミュニケーションを取るなど、普段から英語の習得に取り組んでいる。

　この日の練習ラウンドでも、途中から前の組のマーク・リーシュマン（オーストラリア）と合流し、コース上で談笑するなど、プレー中も会見でも日頃の成果を発揮してみせた。