松山英樹「ギャップが難しい」距離延長の5番ミドルに警戒感
「米男子ゴルフ・マスターズ」(11日開幕、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)
日本人メジャー初制覇の期待がかかる松山英樹(27)=LEXUS=が、開幕を前に今年も不安を口にした。3月末のデル・マッチプレー後に風邪をひいて1週間も寝込み、ボールを打てなかったという。予選ラウンドの組み合わせは、アダム・スコット(オーストラリア)、カイル・スタンリー(米国)と同組となった。
松山が昨年より距離が40ヤードも長い495ヤードとなった5番ミドルに警戒感を示した。10日はティーショットを左バンカーの右に運んだが、6番アイアンで打った2打目はピン奥にこぼれた。1打目はバンカーに届くため狙い所が絞られ、2打目も確実にグリーン上に止められるクラブでは打てない距離が残る。「見た目はあまり変わりなかった」というが、「実際に打ってみたら距離が長かった。そのギャップが難しいんじゃないですか」と話した。