勝みなみ、米ツアー初参戦30位で予選通過 パット修正で70!着実4バーディー
「米女子ゴルフ・ロッテ選手権・第2日」(18日、コオリナGC=パー72)
米ツアー初参戦の勝みなみ(20)=明治安田生命=は38位から出て4バーディー、2ボギーの70と伸ばし、通算4アンダー30位で予選を通過した。7位で出た野村敏京は72で5アンダー24位、山口すず夏は73で4アンダー30位に後退。上原彩子は3アンダー39位、畑岡奈紗は1アンダー60位、横峯さくらはイーブンパー69位で、日本勢は出場6人全員が決勝ラウンドに進んだ。65をマークしたチ・ウンヒ(韓国)が15アンダーで首位に立った。
最終9番はボギーだったが、勝はほっとしたような表情をのぞかせた。強風だった午前のスタートで第1Rに続く70と着実に伸ばし「予選通過できるかなと思っていたので一安心」と目尻を下げた。
序盤5ホールで3バーディー(1ボギー)を奪うなど、ショットは変わらず好調。ただ、この日の支えは短いパットの安定感だった。チャンスを何度も逃した前日は宿に戻って試行錯誤。パターのヘッドの「つま先」が浮くぐらいの角度で構えるイメージに修正し、感覚が良くなったことで余裕が生まれた。
日本ツアーとの共催を除き、初めて挑む米ツアー大会。「ショットはすごくいいので、今の位置にいるのは納得していない」。20歳の伸び盛りが、貴重な経験を積んでいる。