申ジエ7打差大逆転 珍事…3年連続で4・28生まれの選手がV
「女子ゴルフ・フジサンケイレディース・最終日」(28日、川奈ホテルGC富士C=パー71)
この日が31歳の誕生日の申ジエ(韓国)が9バーディー、1ボギーでパー71の最少スコアとなる63をマークし、通算8アンダーで19位から逆転して今季2勝目、通算23勝目を挙げた。
これぞ珍事だ。一昨年覇者の吉田弓美子、昨年の永峰咲希、そして今年の申ジエと、3年連続で4月28日生まれが優勝した。しかも申は31歳の誕生日当日が最終日。「後半のゴルフは自分でもびっくり。ゴルフは本当に何があるか分からない。もう誕生パーティーが要らないくらいうれしい」と感激に浸った。
“ファイナルラウンドクイーン”という異名通りの爆発力を見せつけた。インは10番から3連続、14番から4連続バーディーで29。トータル63はパー71でのツアー最少記録を2打更新。7打差を大逆転し、賞金ランクも再びトップに立った。