「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・第１日」（９日、茨城ＧＣ東Ｃ＝パー７２）

　ツアー１勝の香妻琴乃（２７）＝サマンサタバサ＝が４バーディー、２ボギーの２アンダー７０で回り、首位に２打差８位と好スタートを切った。４アンダー６８を出した韓国出身のペ・ソンウが首位に立ち、三ケ島かな、笠りつ子、大出瑞月、佐伯三貴、柏原明日架、申ジエが３アンダー６９で２位。自身初の２週連続優勝を目指す勝みなみはイーブンパー７２で２２位発進となった。

　自身初の２週連続優勝を目指す勝は“大波ゴルフ”だった。前半インの１７番で５メートルのパーパットから４パットしてまさかのトリプルボギーをたたけば、１番パー５では残り２２６ヤードの第２打をクリークで打ち、カップ４０センチにピタリとつけイーグル。最終９番も右手前３メートルを沈めてバーディーフィニッシュを決めた。

　４パットは小学生以来で試合では初だそうで「４パットの時はもうどうにでもなっちゃえって気持ちでしたけど、切り替えが早かった。最後はいい形で終われてよかった」。首位とは４打差。まだ巻き返しのチャンスは十分にある。