「米女子ゴルフ・ピュアシルク選手権・第２日」（２４日、キングズミル・リゾート＝パー７１）

　１０位から出た畑岡奈紗（２０）＝森ビル＝は１イーグル、２バーディーの６７で回り通算７アンダーで首位と２打差の６位に上がった。野村敏京も１イーグル、３バーディー、１ボギーの６７で、通算６アンダーの９位に上昇。７３だった横峯さくらは１アンダーの５４位、７４の山口すず夏は６７位に後退した。ジャッキー・コンコリーノ（米国）らが通算９アンダーで首位。

　畑岡がグリーンを外したのは第１日が２ホール、第２日は１ホールだけ。安定感が光った。インスタートの１４番で２メートル以上のパーパットを決めて流れをつかむと、１５番で初バーディー。後半は７番（パー５）で４メートルのイーグルパットを沈めた。約１年前、この大会で３選手によるプレーオフまで進んで２位となり、その後の米ツアー初優勝へとつなげた。好相性の会場で「悪いショットの時も最低限パーが取れるところに外れている」と、世界ランキング５位の力を見せている。