「米男子ゴルフ・メモリアル・トーナメント・第１日」（３０日、ミュアフィールドビレッジＧＣ＝パー７２）

　２０１４年大会覇者の松山英樹（２７）＝ＬＥＸＵＳ＝は４バーディー、３ボギーの７１で首位と６打差の３０位発進となった。ライアン・ムーアが６５でトップに立ち、ジョーダン・スピースが１打差の２位につけた。タイガー・ウッズ（以上米国）は７０で２３位。

　松山は３番で５メートルのバーディーパットを沈めるなど、７番までに４バーディーと快調に滑り出した。しかし８番でボギーをたたくと後半は短いパットが決まらず２ボギー。「（前半は）いい感じで伸ばせていたので、そのままの流れでいきたかった」と残念がった。

　前戦の全米プロ選手権は第３日まで６位につけながら、最終日はショットが乱れて１６位に終わった。そのショットに関しては「そこまで心配していない。久々に何も考えないで明日を迎えられる」と好感触があるという。５年前に米初優勝を遂げた思い出の大会で、手ごたえを深めることができるか。