池田66でイッキ首位浮上 8000ヤード超攻略「長く感じない」
「男子ゴルフ・ミズノオープン・第3日」(1日、ザ・ロイヤルGC=パー72)
通算20勝の池田勇太(33)=フリー=が8バーディーを奪うなど、66をマークして通算6アンダーで23位から首位に上がった。チャン・キム(米国)が1打差の2位。前日首位の今平周吾は77と崩れ、74だった永野竜太郎らとともに通算3アンダーで5位に後退した。
2戦連続予選落ちと精彩を欠いていた池田が、一気に優勝争いに絡んできた。8000ヤード超の長いコースを攻略し、23位から首位へ。「これまで何となく歯車が合わなかったが、自分のゴルフが生かせるセッティングになるとがぜんやる気になる。距離は長く感じなかった」と自信をのぞかせた。
3番から4連続バーディー。13番パー5では、残り238ヤードの2打目をカラーまで運びイーグルを奪った。ただ、終盤に小技にミスが出て笑顔はない。「またスコアは出るだろうから、上がりまでしっかりやる」。悔しさを発奮材料に切り替え、通算21勝目へ逃げ切りを図る。