松田鈴英が3位浮上「全部が安定してきた」 エステ効果?で初優勝狙う
「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース・第2日」(14日、六甲国際GC=パー72)
24位から出た松田鈴英(21)=ニトリ=が7バーディー、1ダブルボギーの67で回り、通算7アンダーの3位に浮上した。イ・ミニョン(27)=韓国=が11アンダーで首位に立ち、1打差2位に鈴木愛(25)=セールスフォース。松田と並ぶ3打差3位で新垣比菜(20)=ダイキン工業=と永峰咲希(24)=ニトリ=が続く。
松田が六甲の地で、成長した姿を披露した。インスタートで10番から4連続バーディーと好発進を決めた松田が、15番パー4でつまずく。2打目を7メートルにつけたが、このバーディーパットを3メートルもオーバー。返しのパーパットも2メートルオーバーし、さらにボギーパットも1メートルオーバーした。カップを行ったり来たりの4パットでダブルボギーをたたいた。
それでも「ストロークが悪かったら嫌だけど、(タッチが)強かっただけなので」ときっぱり。4パットについても「何回もありますから」と笑い飛ばした。強気の姿勢を崩すことなく、1番パー5で2オンに成功してバーディーを奪うなど、後半も3つスコアを伸ばして好位置で決勝ラウンドに進んだ。ルーキーイヤーだった昨年の大会は予選落ち。1年前を振り返り「全部が安定してきたと思う」と胸を張った。
前週は今季初めて試合をスキップし、姉と日帰りで温泉に出掛け、90分コースの全身エステを受けたという。さぞや心身ともにリフレッシュできたかと思いきや、「体を触られるのが嫌いで、ずっと『早く終われ~』って思っていた」と苦笑い。ただエステ効果で肌はピチピチ。初優勝の準備は整っている!?