畑岡奈紗、猛追2位 首位に1打及ばずも前向き「今週一番いいスコア」
「米女子ゴルフ・メイヤー・クラシック・最終日」(16日、ブライズフィールドCC=パー72)
6打差の9位で出た畑岡奈紗(20)=森ビル=は1イーグル、6バーディー、1ボギーでこの日最少の65をマークし、通算20アンダーで首位と1打差の2位に入った。21歳のブルック・ヘンダーソンが今季2勝目、カナダ勢史上最多の通算9勝目を挙げた。
パー5の18番。8メートル超のイーグルパットを沈めると、畑岡の表情がようやく崩れた。この日最少の65で通算20アンダー。1打及ばなかったが「今週一番いいスコアで上がれたので良かった」と前向きに語った。
首位と6打差でスタート。攻めるしかない立場で、持ち味のアイアンショットが輝きを放った。全18ホールでパーオンし、4日間でも84・7%と随一の高い確率でグリーンを捉えた。
今季ここまでのメジャー2戦は、その前週に優勝、2位と好成績を収めながら本番はともにいまひとつ。20日開幕の全米女子プロ選手権は昨年2位に入った実績がある。期待は高まるが「いつも通りの準備をしていきたい」と浮かれる様子を見せずに淡々と話した。