河本結 今季自身2度目のホールインワン 「120点のショット」で首位発進
「女子ゴルフ・ニッポンハム・レディース・第1日」(11日、桂GC=パー72)
女子大生プロの河本結(20)=フリー=が11番で今季自身2度目のホールインワンを決めるなど1イーグル、6バーディー、2ボギーの66をマーク。青木瀬令奈とともに6アンダーで首位発進した。16番では脇元華と山戸未夢もホールインワン。同一大会同一日のホールインワン3度は、ツアー制度施行後では最多タイで、2015年のアース・モンダミン・カップ第2ラウンド以来6度目となった。
名付けて「ダンクエース」。河本がスタート2ホール目、172ヤードの11番パー3でホールインワンを決めた。
「右からアゲンストの風だったので、大きめの6番アイアンで風とけんかさせるフェードボールを打ちました。120点のショットができた」
打球は直接カップイン。5月のパナソニックオープン最終日以来、ツアー本格参戦1年目にして2度目のホールインワンをバスケットボールのシュートになぞらえて「カップも壊しちゃいました。“ダンクエース”でした」と表現した。
その後も6バーディー、2ボギーとまとめ、5月の中京テレビ・ブリヂストンレディース以来の首位発進。「先週寝違えた首も良くなったし、北海道は食べ物がおいしい。昨日もコースで鹿の親子を見たり、精神的にも穏やかな状態で臨めています。4日間、毎日3アンダー以上が目標」と声を弾ませた。
「練習ラウンドで、このコースはショットを曲げられる選手が有利、すごく自分に向いているなと思った。優勝したい」。前週、同年齢の渋野のツアー2勝目、男子ツアーの石川遼の復活Vを見て「優勝には運も必要と感じた。それを呼び込むにはゴルフに対する姿勢やプレー以外のこともすごく大事なんだと。イラッとしても笑顔で」と大いに刺激を受けた。
急きょ贈られたホールインワン賞には日本ハムのソーセージ「シャウエッセン」なども含まれ「これ、めっちゃ好きなんですよ。大学の友達とパーティーします」。女子大生生活もますます充実する!?