渋野日向子 イチロー超え!日本記者クラブ会見最年少記録

 女子ゴルフのAIG全英女子オープンで日本選手として42年ぶりのメジャー制覇を果たした渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が6日、英国から羽田空港へ帰国して記者会見に臨んだ。夜には都内の日本記者クラブでも会見。トレードマークの笑顔と“シブコ節”全開で、快挙を振り返った。

 空港の到着ゲートに現れた渋野を約300人のファンが拍手と歓声で出迎えた。帰国会見には快挙の重さを示すようにテレビカメラ26台を含む54社141人の大報道陣が集まった。

 その熱気の中、渋野は紫のポロシャツ、白のパンツというさわやかな服装で登場。会見に先立ち日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の小林浩美会長、所属先のRSK山陽放送・桑田茂代表取締役社長から花束贈呈を受けるとトレードマークになった笑顔で応えた。

 ニューヒロインは夜には都内の日本記者クラブでも会見した。同クラブでの会見はゴルフ界ではプロ、アマを通じても初めてのことで、1994年に日本プロ野球史上初となる年間200本安打を達成したイチロー(当時オリックス)の21歳を更新して、アスリートとしては最年少記録となった。

 近年では、昨年2月のフィギュアスケート・羽生結弦(ANA)や同11月の米大リーグ・大谷翔平(エンゼルス)ら、世界を舞台に活躍し大きな注目を集めたアスリートが会見を行った場所。渋野は「まさかこの日本記者クラブで会見するなんて想像もしていなかった」と驚きを隠さなかった。

 急きょ組まれた会見だったが、報道陣187人、テレビカメラ23台、スチルカメラ14台が集まった。それでも笑顔を絶やさず質問に応じ、1時間ほどの会見終了時に大きな拍手を浴びていた。

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