渋野日向子の特別サポート態勢を検討 東京五輪「金」へJGA説明
ゴルフの日本ジュニア選手権が14日、東京五輪のテスト大会を兼ねて五輪会場の埼玉・霞ケ関CCで開幕。国際オリンピック委員会(IOC)、国際ゴルフ連盟(IGF)のメンバーも会場入りし、成績を集計する「リザルトシステム」のテストなどが始まった。また、主催の日本ゴルフ協会(JGA)は渋野日向子(20)=RSK山陽放送=に対し、独自の特別サポート態勢を検討することを明らかにした。
JGAの山中博史専務理事が、東京五輪で金メダルの有力候補に浮上した渋野に対し、特別サポート態勢の検討に入ることを明らかにした。渋野は五輪強化指定選手に入っておらず、選出は規定上、ツアー全日程終了後の12月まで待たなければならない。「それまでの期間もJGAとしてできるサービスから始めたい」と話した。
具体的には五輪会場の霞ケ関CCを練習ラウンドできる環境整備や国立スポーツ科学センター(JISS)で体のチェックを受けられるよう計らうなどの支援で、9月9日の強化委員会で検討される見通し。同専務理事は「渋野さんは霞ケ関は好きなコースでしょう」と期待を口にした。