石川遼、通算11アンダーで暫定単独首位 悪天候で59人ホールアウトできず
「男子ゴルフ・セガサミーカップ・第2日」(23日、ザ・ノースカントリーGC=パー72)
悪天候による一時中断で日没サスペンデッドになり、59人がホールアウトできなかった。競技を終了した選手では首位から出た石川遼(27)=CASIO=が6番からの4連続を含む7バーディー、1ボギーの66をマークし通算11アンダーで暫定単独首位を守った。
コースに水が浮くほどの豪雨も快進撃を止められない。前日は風を封じた石川が雨もねじ伏せた。4番でバーディーを先行させると、6番からは怒とうの4連続。567ヤードの9番パー5は残り260ヤードの第2打を3Wで2オン成功。千両役者ぶりを発揮し大ギャラリーを沸かせた。
ホールアウト直後に競技は悪天候のため一時中断となった。18ホール終えられたこと自体幸運な状況で「雨で距離が長く感じられて大変だったけど、終われたことはよかった。多少は運があったかなと思う」と冷静な口調で振り返った。
決勝ラウンドへは暫定単独首位で臨む。2試合連続優勝を達成すれば自身初で17年の宮里優作(中日クラウンズ↓日本プロ)以来となる。「明日も今日と変わらずにやっていく」。思考錯誤から揺るぎなき自信へ。また1歩階段を上がる。