畑岡奈紗が好発進 強風なんの!首位と1打差3位“シブコ”と決勝で対決も
「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯、第1日」(12日、チェリーヒルズGC=パー72)
3月のダイキン・オーキッド・レディース以来の国内戦となる畑岡奈紗(20)=森ビル=が5バーディー、2ボギーの69で回り首位と1打差の3位と好発進した。ツアー未勝利の21歳、高橋彩華と朴仁妃(韓国)が4アンダーの68で首位に並んだ。
大会初参戦となる畑岡が、米ツアー3勝の実力を披露した。
10番からスタートして11番パー3は9番アイアンで1メートル、12番は残り167ヤードを7番アイアンで1メートルにつけるなど、前半は4バーディー、1ボギー。夏場まで苦しんでいたショット力は、全英女子オープン後、帰国してじっくり修正にあたったことが、実を結んだ。
後半は1バーディー、1ボギーと「もう少し伸ばしたかったかな」と話したが、時折吹く強風の中で69をマーク。「60台なのでそんなに悪くはないかな」と、自身に及第点を与えた。
同学年の渋野と決勝ラウンドで対決する可能性も十分。黄金世代がさらに輝きを放つべく、2日目以降は「4~5メートルのパットを入れないと」とダッシュをかけて、16、17年の日本女子オープンに続くビッグタイトルを「取りたい」と照準を定めた。