通算1アンダーの渋野「バーディーの割にはスコアがポンコツ」 最終日は40点
「女子ゴルフ・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯・最終日」(15日、チェリーヒルズGC=パー72)
40位から出た渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は4バーディー、2ボギーの70で回り、通算1アンダーでホールアウトした。
渋野の一問一答は以下の通り。
-前半はバーディー発進したが、直後にボギーがあった。「スタートのバーディーで幸先がいいなと思ったが、2番の3パットで昨日と同じミスをしてしまって『あーっ』て思ってました」
-後半は巻き返した。
「終わってから、後半は全部パーオンしていたと聞いて。それがスコアに表れた」
-1万2000人以上の観客。
「すごいですね。きょうもたくさんのギャラリーさんが見てくださって、声援も4日間で一番大きかった」
-6番で食べていたのは。
「マスカットですかね」
-ラウンド中に3度ほど、間食があった。
「お腹はけっこう、空いてました」
-4日間を振り返って。
「今週はバーディーを取っている割にはスコアがポンコツなので。このラフの長さで自分はスコアは出せないと勉強になった。次、何が必要か見つけられた」
-明日は。
「ゆっくりしたいです」
-1年前にプロテストに合格したコース。印象は変わったか。
「よくプロテスト通ったなと思った。コースが悪いわけではないです。難しかったです」
-ラフの長さは何に影響するのか。
「ショットもアプローチもです。ラフに入ったところはだいたいボギーを打った」
-18番の第3打アプローチは。
「順目のちょっと浮いてるかな、という感じ。開いて打って距離と半分弱くらいで、あとは下っていって。思っていたところよりも左に出た。パットは3メートルくらい」
-第2打は。
「224ヤード。スプーンです」
-ラフが長かった。
「グリーン回りは自分はラフの長さに対応できていない。かなり練習しないといけないと勉強になった」
-これだけ長いラフは初めてか。
「初めてです。ニトリレディースも長い印象があったが、(実際には)あまり長くなかった。(今回の長さは)今年、今まででも初めてかな」
-7番はダブルボギーの危機をしのいだ。
「あそこの3打目のミス、シャンクしたのがあれですね。ボギーパットは2メートルくらい」
-最終日の満足度は。
「うーん。40点」
-というと。
「FWキープは全部していたみたいで、パーオン率も18分の17。そう考えると『ちょっとなー』とは思います」
-2番は4日間ともボギー。
「ずーっと考えていた。あそこに乗ったので大丈夫と思ったんですが。がっついて(3パット)。情けない」
-
「この試合で結果を残したかったが。まだ目標は1億円突破がありますし。まだまだ、と言ってるうちに遅くなっちゃうので、早く突破したい」
-今後の予定は。
「来週は行きます。(2日目のドラコンは)出ません。絶対にむりなんで。絶対むりだもん」
-来週の1億円突破は。
「優勝しかないんでしょ?ちょっと増やします」
-最終日の後半は来週につながるか。
「つながると思います。フェアウエーからショットを乗っけられてる。この4日間で一番いいゴルフができた」
-ショット時に体が浮くのは修正できたか。
「今日のショットはミスも少なくなってきている。多少はイメージがよくなってる。昨日、一昨日と練習して、コーチにも見てもらって。練習できた中で、違ってた動きが見つかった。いい動きが意識できた」