今平周吾6バーディー奪い首位発進!婚約者がバッグ担ぎ息ぴったり「集中できた」

 「男子ゴルフ・シンハン・ドンヘ・オープン・第1日」(19日、ベアーズベストチョンナGC=パー71)

 アジア、韓国と3ツアーの共催大会で、昨季国内賞金王の今平周吾(26)=フリー=が6バーディー、1ボギーの66で回り、チャン・キム(米国)と首位に並んだ。1打差の3位はW・J・リー(オーストラリア)、李泰熙(韓国)、スコット・ビンセント(ジンバブエ)。大槻智春と稲森佑貴は68で6位、小鯛竜也と額賀辰徳は70で23位につけた。

 韓国での試合は初めてという今平が、日本の賞金王の力を見せた。3連続を含む6バーディーを奪い「ティーショットが真っすぐ行って、難しいラフに入らなかった。日本でもよく一緒になる黄重坤(韓国)と同組で、国内で回っている感覚でできた」と満足そうだ。

 婚約者の若松菜々恵さんにバッグを担いでもらったことも気持ち良く回れた要因だ。こまめに水を渡してもらい、仲むつまじく言葉を交わした。グリーンでは今平が一人でラインを読み「むしろ集中できた」。12番で6メートル、6番では4メートルの長さを沈めるなど、勝負強くスコアをつくった。

 今季は2位が2度など上位の常連だが、勝利は1年近くない。「2日目もフェアウエーに置いて、しっかりピンに絡めたい」と攻めの姿勢で通算3勝目を狙う。

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