金谷拓実“松山メモ”で勝利掴む 連覇へ向け備え万全
「男子ゴルフ・アジア・パシフィック・アマチュア選手権」(26日開幕、シャサン国際GC=パー72)
男子ゴルフのアジア・パシフィック・アマチュア選手権で2連覇を目指す金谷拓実(21)=東北福祉大=は25日、会場となる上海のシャサン国際GCで最終調整し、「連覇というより(今年の)この大会で勝ちたい」と勝者に与えられる来年のマスターズと全英オープンの出場権へ意欲を新たにした。
大学の先輩、松山英樹は10、11年大会を連覇し、16年には同GCが舞台のHSBCチャンピオンズで圧勝。金谷は「コースメモを見せてもらった」と連覇への備えを語った。
昨年のアジア大会覇者で、この大会は2位だった中島啓太(日体大)は今年8月に虫垂炎で手術を受けたと明かし「体調は万全ではないが、コースはアジア大会に似ている」と話した。大会は29日まで4日間。