武藤俊憲 4年ぶり勝利へ向け首位発進 ノーボギーに満足顔

 「男子ゴルフ・パナソニックオープン・第1日」(26日、東広野GC=パー71)

 ツアー6勝の武藤俊憲(41)=が6アンダーの65で回り、昨季賞金王の今平周吾、呂偉智(台湾)と並んで首位スタートとなった。1打差の4位は比嘉一貴ら3人、さらに1打差の7位に古田幸希ら4人が続いた。池田勇太はイーブンパーの54位、賞金ランキング首位の石川遼は1オーバーの73位と出遅れた。

 首位に立った武藤は「全体的にアイアンが良くなってきたので、いいチャンスがつくれたのかな」と、ボギーなしのラウンドを満足そうに振り返った。優勝は15年6月のISPSハンダグローバル杯で挙げたツアー6勝目が最後。今大会にも出場している谷口が先週の日本シニアオープン選手権で初日から首位を譲らず完全優勝したことに刺激を受け、「頑張っている先輩がいるのに調子が悪いとか言ってられない」と4年ぶりの勝利へ気合を入れた。

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