畑岡奈紗69で同組明暗!渋野に技術見せつけた「後半3つ伸ばせたのは良かった」

 同組でラウンドする渋野(右)と畑岡奈紗
2枚

 「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン・第1日」(27日、利府GC=パー72)

 渋野日向子(20)=RSK山陽放送=と畑岡奈紗(20)=森ビル=の黄金世代同組対決は明暗を分けた。渋野は1バーディー、3ボギーの2オーバー74で49位と出遅れ、3月のアクサレディース以来今季3度目となる予選落ちのピンチに立たされた。畑岡は5バーディー、2ボギーの3アンダー6位と2年ぶり2度目の優勝へ向け好位置をキープした。

 畑岡が米ツアー仕込みのプレーで渋野を圧倒した。1番で残り112ヤードの第2打を1・3メートルにつけてバーディーを奪い、先制パンチを浴びせる。2番も手前から6メートルを沈めて連続バーディー。ラフからの第2打を手前バンカーのアゴ下に打ち込んだ3番も、ミラクルバンカーショットでピン左3メートルにナイスオン。パーパットは惜しくも外したが、高度な技術を見せつけた。

 「今日はグリーンが硬くてなかなか攻めていけなかったけど、後半3つ伸ばせたのはよかった」とこの日を総括し、一緒に回った渋野には「アドレスに入ってから毎回同じテンポでショットを打つし、高弾道のいいボールを打つなと思いました」と感想。大会2年ぶりVへ好スタートを切り、気分よさそうだった。

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