石川遼、首位と3打差5位 逆転Vへラストは怒とうの3連続バーディー

 「男子ゴルフ・パナソニックオープン・第3日」(28日、東広野GC=パー71)

 2位から出た石川遼(28)=CASIO=が6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算11アンダーの5位。最終日に3打差逆転での今季3勝目を狙う。64をマークした武藤俊憲が通算14アンダーで首位に立ち、1打差2位に今平周吾がつけた。

 初日72から第2日に62と急上昇した石川が、この日は1日で乱高下した。505ヤードと長い1番パー4で300ヤードを優に超えるビッグドライブから、残り183ヤードの2打目を7番アイアンでピン手前1メートルにつける圧巻のバーディー。前日の勢いそのままに好発進した。

 2つスコアを伸ばしてターンし、迎えた10番。ここでアプローチを失敗し、4オン2パットの“素ダボ”。続く11番も「気持ちを切り替えようと必死だったが、体の動きが悪かった」とボギーをたたく。一気に急降下したが、12番でバーディーを奪って踏ん張ると、ラストは怒とうの3連続バーディー。最終18番は2オンに失敗したが、奥のラフから1・5メートルに寄せた。再び上昇気流に乗り換え、勝負の最終日へ向かう。

 ただ、首位とは3打差に開いた。「自分が(第2日と同じ)9アンダーを出しても、武藤さんが7アンダーなら勝てない」と劣勢を意識しつつ、「でもそこを目指していきたい」ときっぱり。優勝だけを見据え、猛チャージをかける。

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