チャン・キム、大会史上最多8打差逆転V
「男子ゴルフ・日本オープン・最終日」(20日、古賀GC=パー71)
第3ラウンドの残りと最終ラウンドを行い、67で回ったチャン・キム(米国)が通算1オーバーで大会史上最多となる8打差を逆転。メジャー初優勝でツアー通算4勝目を挙げ、来季からの5年シードを獲得した。
勝った本人が一番驚いた。キムは18番で7メートルのバーディーパットを決めてホールアウト。プレーオフに備えた練習中にVを知るとしゃがみ込んで涙に暮れた。昨年は腰、左手首の痛みでプレーできなかっただけに「最後は大きな意味のあるパットと知らず打ったのがよかった。今までの苦しみを考えるとこの優勝は意味がある」と感慨に浸った。