松山英樹 満足3位 ほぼノーミス、自分に厳しい男が高評価
「男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ・第1日」(24日、アコーディア習志野CC=パー70)
日本初開催の米ツアーで約2年2カ月ぶりの優勝を目指す松山英樹(27)=LEXUS=が1打差の5アンダー65で3位につけた。
慣れ親しんだ日本の芝を味方につけ、松山が首位に1打差3位と最高に近いスタートを決めた。「今日はすごくいいプレーができたって感じ。満足しています」。自分自身に厳しい男が珍しく高い自己評価を口にした。
ほぼノーミスのラウンドだった。出だしの1番で第2打をピン奥3メートルにつけてバーディー先行。3パットした7番など2個のボギーはあったが、ショットの切れ、パットのタッチともによく「僕は日本の芝で育ったので、すごくやりやすかった」と振り返った。
大ギャラリーの声援に背中を押された。最終18番パー5は2オンに成功してバーディーフィニッシュ。「こんなにギャラリーが来てくれるのはなかなかないですし、名前を呼んでいただけるとすごくうれしかった。(18番は)とってもうれしい気持ちになりました」と感謝した。
前週に韓国で開催されたCJカップは最終日に猛チャージをかけて3位。課題のドライバーショットの調子が上向いており「今日はそんなに悪くないと思うし、最近の中なら一番よかった」と手ごたえを感じている。
2年2カ月ぶりの米ツアーVへ向け、好材料がそろう中、1打差首位にいるのはウッズ。「まあ別にって感じですね」。残り3日、“レジェンド”の力を認めた上で自分のゴルフを貫き、頂点を奪い取る。