松山英樹、ウッズに最後まで食い下がるも2位 14番で絶好機逃しリズム乗れず

 「男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ・最終日」(28日、アコーディア習志野CC=パー70)

 最終ラウンドの残りが行われ、タイガー・ウッズ(43)=米国=が、サム・スニード(米国)に並ぶ米ツアー史上最多の82勝目を挙げた。12番から再開したウッズは7ホールで一つ伸ばし、67の通算19アンダーで逃げ切り、初日からの首位を守る完全優勝で初代王者となった。3打差の2位に松山英樹(27)=LEXUS、石川遼(28)=CASIO=は通算1オーバーの51位だった

 残り6ホールでウッズとの3打差を追った松山は「最低でも三つか四つ伸ばさないと勝てない」と心に決めて再開。だが、14番で1・5メートルの絶好機を逃したことで、その後もリズムに乗れなかった。

 16番でバーディーを奪ったが、自信を持って打った17番4メートルのバーディーパットはボール1個分ラインが違った。そして18番パー5では「イーグルを取ればワンチャンスあるかも」とバンカーから3番ウッドで2オンを狙ったが、グリーン左のバンカーに入れた。

 「3打差で最終ラウンドを迎えたら勝率100%」のウッズを止めることはできなかった。だが、最後までウッズに食い下がったのは、松山ただ一人。ショットの状態は決してよくない中で日本の顔として大会を盛り上げ、前戦の3位に続く2位で米ツアーのポイント争いは9位に上がった。次週のHSBC選手権(中国・上海)で、2年以上遠のいている米ツアー6勝目を目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス