笠りつ子「死ね」発言を謝罪 直筆お詫び文で「決して言ってはいけない言葉」
女子プロゴルファーの笠りつ子が31日、オフィシャルサイトで、「マスターズGCレディース」(24~27日・兵庫県三木市)の会場で関係者に対して不適切な発言をした当事者であることを認め、謝罪文を掲載した。
笠はサイトに「マスターズGCレディース会場での不適切は発言に関するお詫びと今後の活動についてのご報告」と題した直筆のメッセージを掲載。「私の不適切な発言により、大会主催者、コース関係者の皆様が不快な思いをされたことは事実です。決して言ってはいけない言葉であったと深く反省しており、当該週に大会主催者ならびにコース関係者の方に誠意を込めて謝罪させていただきました。」などと記した。
問題が発覚したのは、岡本綾子氏がデイリースポーツ紙上で、ある女子のベテラン選手が、コースの風呂場にタオルが置いてないことに腹を立て、スタッフに対して「何で置いてないのか」と食ってかかり、「タオルを出せ」「出せない」の押し問答のあげく、コースの副支配人に対して「頭が固い。死ね」と暴言を吐いたという事実を指摘したことだった。これを受けて、27日には日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長が謝罪する事態となっていた。
暴言を吐いた当事者については、これまで明らかにされていなかったが、本人が名乗り出る形となった。
笠は、現在LPGAコンプライアンス委員会が自身の不適切発言について調査を行っていることを明かし「処分が決定され次第、皆様の前で改めてお詫びとご報告を申し上げます」としている。
また「当面の間、ツアーへの出場は自粛させていただきます」と公表。LPGAが下す処分について「全てを受け止め、深く反省し、プロゴルファーとして、人として、自分を見つめ直し、真摯にゴルフに取り組み」などと、反省の言葉をつづった。