渋野日向子「トップ争いしたい」 ロブショットを入念チェック
「女子ゴルフ・TOTOジャパンクラシック」(8日開幕、瀬田GC=パー72)
日米女子ツアー共催の「TOTOジャパンクラシック」は8日、滋賀県・瀬田GC北Cで開幕する。注目の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は前日の7日、イン9ホールを練習ラウンドして最終調整を完了。「しっかりトップ争いをしたい」と気迫を表に出した。
自分に厳しい目標を設定した。渋野は「今週は大事な試合。しっかりトップ争いできたらと思う」。今大会は世界ランク4位の畑岡、5位の李晶恩、8位のL・トンプソンら世界ランク上位が集結するビッグ大会。「今週の結果は賞金ランクにも世界ランクにもかなり関係しますから」と気を引き締めた。
優勝争いをするための準備は整えた。中でも不得意だったロブショットの改善、強化に優先的に取り組み「今週は砲台グリーンなので外したらロブが必要になる。振り幅と距離感をしっかりつかんでおきたい」と目線を上げた。
優勝争いを目標にしながら、一方では世界の技術を学ぼうとする貪欲さがある。初日同組のトンプソンは米ツアー随一の飛ばし屋で「ティーショットをどれだけ置いていかれるのか。ずっと回ってみたいと思っていた選手。自分も米ツアーは3戦目だし、高い技術を目指していきたい」。自身も世界ランクは13位。優勝のチャンスは十分ある。