遼2週連続予選落ち ショット左右に乱れ飛んだ
「男子ゴルフ・三井住友VISA太平洋マスターズ・第2日」(15日、太平洋クラブ御殿場C=パー70)
4位で出た正岡竜二(36)=グランデュール=が3バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダーとしてY・E・ヤン(韓国)と首位に並んだ。2打差3位に68の時松隆光ら3人。石川遼はこの日も75と振るわず通算12オーバー、79位で2週連続予選落ちした。
夏に2勝を挙げた石川が、今季初の予選落ちだった前週に続いて第2ラウンドで終戦した。「スコアも悪いが、まずは内容」。ボギーをたたいては、頬をふくらませ遠くを見る姿が寂しく映った。
今季はバーディー率が1位の一方でフェアウエーキープ率は64位。はまれば強いがショットでの苦戦が続く。今週は距離の長いパー4の6番と11番だけで6オーバー。6番は「(打った感覚は)90点」と言うティーショットが左の林へ。11番では右の林に入れ、ダブルボギーとなった。
本人は、10月にアイアンでパンチショットを多用したせいでドライバーがおかしくなったという。ただ、2日間のドライバーの飛距離は平均304・5ヤードで1位。「飛んでなおかつ勝てるのが一番だけど、良い材料」と気を取り直していた。